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SPECIAL対談2

SPECIAL対談2


2022年10月、30周年を迎えるニッコーエクステリアと、
大和ハウス様との
スペシャル対談が実現いたしました。

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大和ハウス工業株式会社ご紹介
(石井室長)

石井室長

⼤和ハウス⼯業株式会社、技術統括本部「地域まちづくり⽀援室」の室⻑をしております⽯井です。
私たちの部署は、東⽇本⼤震災への復興⽀援を⽬的に発⾜し、その後、災害復興⽀援や地域の過疎対策、⽼
朽した公共施設等の対策など、様々な地域課題を解決するための取り組みを⾏っています。

 

ーNEXの新製品開発にご意見頂けるなら、
どのような製品を作りますか?

石井室長
2点ございます。
まず1点目はコンクリートの生成過程を見直して頂いて、素材として信頼性を損なわずに、環境性能を上げたご提案をいただきたいです。コンクリート生成過程のCO2の排出量は全産業の中でも大きいので、そこを改善していきたいと考えています。
2点目は「地産地消」です。外構材は地域に接するものなので、できる限り地域のものを使用するという事が今の我々の考えです。そのため、『つちみちペイブ』のご提案は、我々のニーズにも合致します。さらなる仕組みとして、できる限り外に持ち出さず、地域で作れることをもっと増やす事ができれば、画期的だと思います。

吉谷
コンクリートの材料製造に関わるCO2排出量のうち90%以上がセメントの製造時に排出されます。当社では、セメントの一部またはすべてを産業副産物やカーボンリサイクル製品に置き換えて、CO2排出量削減を目指すとともに、『つちみちペイブ』等の自然に還る材料を使用する事で、廃棄時や処理に関わるCO2低減を目指す取り組みを行っております。
『地産地消』につきましては、『つちみちペイブ』を全国にあるインターロッキングを製造している工場へ、当社にて技術指導をさせて頂ければ全国普及も可能です。ただOEMを行うにしても当社がもっと『つちみちペイブ』を全国的に拡販し、商品の認知を上げてから、生産をお願いしないと成功はないと思っています。
まずは、認知を上げるためのPR活動を行わないといけません。

(左から、中課長・吉谷・石井室長)

 

ー外構(エクステリア)業界の未来はどうなって欲しいですか?

 

中課長
これまでは「物はお店で買う」というのが当たり前でしたが、最近は「体験を買う」店舗が注目されています。
働き方についても、「仕事は職場で行う」ことが当たり前ではなく「自宅で仕事ができる」かたちが浸透しました。本当に変化が激しい時代だと思います。
御社はコロナ禍で「手洗い」というキーワードが頻繁に出てきたときに、『洗手必勝』という商品をすぐに出されたり、対面せずに荷物を受け取るための『ホームデリバリーベンチ』を作ったりされましたよね。
時代に合わせて顧客が求めるものを柔軟に対応して、今の私なんかが想像もつかないような画期的な製品やシステムをこの先も生み出してもらいたいですね。
そのような会社が今は求められていると思いますし、その先に明るい未来はあると思います。

吉谷
ありがとうございます。
前編でもお話ししたように、製品開発の人材育成に力をいれており、世代交代も活発に行われているという事もありまして、柔軟な発想とスピード感を大切に、今の時代に顧客が求める製品を意識して開発を行っております。最近では『洗手必勝』を感染予防目的と合わせて地域のコミュニティに使って頂く取り組みを行っております。例えば、岸和田市の「だんじり祭」で洗手必勝を2ヵ所設置しました。これまで、手を洗う際は、スーパーやコンビニを利用していて、長蛇の列になり手を洗うのも大変だったようですが、設置後は『すぐに手を洗える』『次回も絶対ないといけない』と多くの方から大変好評を頂きました。『洗手必勝』は、今回のようなデモンストレーション等でPR活動を行い、認知を広めていきたいと思っております。

石井室長
やはりエクステリアに対するエンドユーザーの期待は膨らんでいると思います。「外の空間を豊かに」という人たちが、以前よりたくさん増えています。SNSで、海外のリゾートの写真を気軽に見て憧れを持つ方も多いと思いますし、外で気持ちよく過ごすということの価値が、以前より高まっていると思います。
だから、「未来は明るい!」というのが一点、また先程のような環境の話とか、そのようなところをぜひ御社に先導していただきたいと思います。

吉谷
ありがとうございます。
コロナ禍でお家時間が増えたという影響もあり、お家の中だけでなく、外の空間も豊かな暮らしをと考える方も以前より増えたと思います。そのような方に、様々なコンテンツを利用して情報発信を行い、当社製品の魅力を知って頂ける機会を作る事ができれば、認知拡大と外の空間を豊かにする上質な暮らしを提供できると思います。今年の春からは『ブランディング戦略』を打ち立て、インスタグラム等のSNSを本格的にスタートさせました。持続可能な社会に向けて、環境に配慮した製品を開発すると共に、ワンランク上の上質な暮らしを提供できるメーカーを目指して参ります。


(左から、中課長・石井室長)

 

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